大手牛丼チェーン「吉野家」の常務取締役企画本部長である伊東正明さんは、かなりやり手のビジネスマンです。
慶應大学で商学について学んだ後、P&Gでブランド再建に尽力。
その後吉野家の常務取締役企画本部長を務め、現在は傍ら自身の会社の社長とビジネススクールの主催もしています。
どうやら結婚もしていて、順風満帆な人生を送られているようですね。
そこでこの記事では、伊東正明さんの学歴などプロフィールや、経歴を時系列で全てまとめました!
目次
伊東正明(吉野家常務取締役)の大学などwikiプロフィール
まずは初めて伊東正明さんを知る方のために、簡単にwiki的プロフィールを紹介します!
名前:伊東正明(いとう まさあき)
職務:株式会社吉野家の常務取締役本部長
年齢:48歳前後
出身大学:慶應義塾大学商学部
①慶應義塾大学卒でマーケティングの道へ
伊東正明さんは、慶應義塾大学商学部のご出身です。
慶應義塾大学商学部の偏差値は、65.0~67.5。
慶應義塾大学は偏差値ランキング全国6位で、非常に難易度の高い大学です。
伊東正明さんは浪人を経て慶應義塾大学商学部に入学していますので、若い頃から商業で成功したいと志していたことがわかります。
1996年に新卒でP&Gへ入社し、その後OFFICE MASAというご自身の会社を設立。
現在は吉野家の常務取締役企画本部長を担う傍ら、後述する伊東塾の運営や経営関連の本出版にも携わっているようです。
②結婚している可能性が高い
伊東正明さんが結婚しているかどうかについても、調べて見ました。
引用元:Twitter
講演会の画像を確認すると左手の薬指に指輪をしています。
伊東正明さんの年齢48歳前後ということもあり、結婚していると断言しても良さそうです
伊東正明さんの妻や子供についても調べましたが、こちらは詳細な情報は公表されていませんでした。
ただ伊東正明さんの年齢から、子供は18歳以上の成人である可能性は高いでしょう。
伊東正明さんはP&G時代にマーケティング責任者として米国本社・ヨーロッパ本社で海外赴任しています。
そのため妻や子供も英語など外国語に長けているかもしれませんね。
伊東正明(吉野家常務取締役)の経歴を時系列で紹介
伊東正明さんの経歴を時系列でまとめると、次の通りです。
- P&Gに20年以上務める
- 独立してOFFICE MASAの代表に
- ビジネススクール主催も
- 吉野家の常務取締役を兼任
順番に見ていきましょう。
経歴①P&Gに20年以上務める
伊東正明さんは、P&Gに1996年に新卒入社しています。
大学で学んだ知識を活かしながらマーケティングを学び、ブランドマネージャーやグローバルのバイスレジデントを務めました。
ブランドマネージャーとしてジョイ・アリエールのブランドを再建。ファブリーズグローバルチームのマーケティング責任者として米国本社・ヨーロッパ本社にてブランドのグローバルオペレーションへの移行、世界新製品、新規市場開拓戦略をリード。その後シンガポールにてペットケア事業責任者、アジアパシフィック・Eビジネス事業責任者、ホームケア・オーラルケアヴァイスプレジデントを歴任。2017年11月退職・独立。現在株式会社吉野家常務取締役および3社の顧問兼務
引用元:日経クロストレンド
アリエールは1986年に誕生しましたが、1990年代に売上が衰退。
この危機を救ったのが、伊東正明さんです。
当時粉末洗剤が90%を占めていた市場に、液体洗剤「アリエールイオンパワージェル」の新商品を投入。
液体洗剤の使いやすさを広め売上UPに貢献し、液体洗剤を市場に広める先駆者として活躍しました。
伊東正明さんは当時を振り返り、商品・サービス・事業開発で大切なことは次の3つであると言及しています。
① 自分・社員が誇りを持てる良いモノ・サービスであること
② お客様の好き嫌いだけを理解するのでなく、その人が意識的・無意識に行う意思決定を支える価値観の理解
③ 確信と勇気
引用元:日経クロストレンド
まさに、P&G時代にご自身のビジネスを確立されたのでした。
経歴②OFFICE MASAの代表取締役
伊東正明さんは2017年11月にP&Gを退職し、独立しています。
独立後は「OFFICE MASA」の代表取締役を務めています。
伊東正明さんのオフィシャルサイトは現在存在しておらず、正式な事業内容は公表されていません。
しかしマーケティングの本出版に携わっていたり、後述するビジネススクールの主催をしていたりと、伊東正明さん個人として様々なお仕事をしています。
OFFICE MASAは伊東正明さんの個人的な事業を管理するための会社だと言えるでしょう。
経歴③ビジネススクール主催も
伊東正明さんは、自身のマーケティング知識や経験を次世代に伝えるため、ビジネススクールを主催しています。
引用:Agenda note
2021年10月には、大阪で「マーケティング研修プログラム」を開催しました。
研修プログラムの内容は、伊東正明さんがP&G時代に培った「マーケティングの原理原則となるフレームワーク」を講義やワークショップで教えてもらえる内容になっています。
伊東塾は2018年より開催がスタートし、過去に1000人以上の参加者が受講。
その全員が「伊東塾への参加を他の人へ勧めたい」とアンケート回答するほど、好評なスクールだったようです。
経歴④吉野家の常務取締役企画本部長を兼任
その後、伊東正明さんは吉野家の常務取締役企画本部長を兼任します。
早稲田大学の社会人向け講座「デジタル時代のマーケティング総合講座」で講師を務めるなど、個人としての活動も継続していました。
しかし2022年4月18日、若い女性を狙ったマーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」と表現し大炎上。
早稲田大学での講師を外されることになりました。
「早稲田大学として受講生の皆様に心よりお詫びするとともに、当該講師に厳重に注意勧告を致します」とした上で「なお、当該講師には『デジタル時代のマーケティング総合講座』の講座担当から直ちに降りていただきます」と明言した。
引用元:早稲田大学
株式会社吉野家は伊東正明さんの任務続投について言及していませんが、状況によっては外される可能性が生じるかもしれませんね。
伊東正明(吉野家常務取締役)の大学や経歴まとめ
伊東正明さんの学歴や経歴などプロフィールをまとめると、次のようになります。
・慶應義塾大学商学部卒業
・1996年P&Gへ入社し、20年以上務める
・米国本社・ヨーロッパ本社で海外赴任経験あり
・OFFICE MASAの代表としてマーケティングの講師なども務める
・吉野家の常務取締役企画本部長も兼任
学生時代から、マーケティングに特化して邁進していた伊東正明さん。
失言による炎上ののちにどれだけ経歴に影響が出るかはわかりませんが、ぜひ今後の素晴らしい活躍にも期待したいですね。