MC・ラッパーとしてだけでなく、俳優やバラエティ番組出演もされているR-指定さん(Creepy Nuts)。
ただそのこだわりが強いトーク内容から、発達障害なのでは?と疑惑があがっています。
調べてみたところ、どうやらR-指定さんは「ADHD」と「強迫性障害」を併発(併存)しているようでした。
しかも、ご自身の発達障害の経験から歌詞作りまでされているようです。
そこでこの記事では、R-指定さんの発達障害について病名や具体的な症状をまとめました!
目次
ラッパーのR-指定は発達障害?

本名:野上恭平(のがみ きょうへい)
誕生日:1991年9月10日
年齢:30歳(2021年)
出身地:大阪府堺市
職業:MC・俳優
R-指定さんが「自分はこだわりが強い」などの症状をテレビで公にしたのは、2020年10月8日に「ダウンタウンDX」へ出演した時のこと。

過去にもテレビ出演はされていましたが、具体的に障害に関するお話をすることはなかったようです。
https://twitter.com/lemon_sour70253/status/1314199048551768064
障害の名前こそ出さなかったものの、他の出演者は驚き、松本人志さんは「O.A.して大丈夫なんか?」と心配までした様子。
これを見ていた視聴者からは、
R-指定って発達障害なのかな?
R-指定の話、すごく共感できる。同じ発達障害かも。
といった声があがりました。
R-指定は発達障害を公表している
実はR-指定さんは、ご自身の障害について公表しています。
さらには、過去に作詞をしたこともありました。
脳の欠陥 のっけからあっけからんとしてるパンチラインドランカー喋ってばっか準備万端いや注意散漫うわやってもうたどうしよう多動症なモーションのADHD OCDなりに全身全霊過ごす日々だからRESPECT ME
出典:餓鬼レンジャー/ちょっとだけバカ with Creepy Nuts
ADHDとは、発達障害の一種。
OCDは「強迫性障害」のことで、精神疾患の一種です。

また2020年2月5日に発売された楽曲「オトナ」でも、
「俺はかける迷惑 だから遠慮はいらない お前もかけろ迷惑」
と言う歌詞を書かれています。
ラッパーのR-指定の発達障害はADHD?
ではR-指定さんの発達障害、ADHDとはどんな障害なのでしょうか?
R-指定さんの症状と併せてご紹介します。
発達障害のADHDとは?

ADHD(注意欠陥/多動性障害)とは
発達障害の一種で、生まれつき脳機能の発達の偏りによって生じ、行動面の問題となって現れる障害。
一般的な症状としては、
- じっとしていることが苦手
- ケアレスミスが多い
- 怠けているわけではなく頑張っているのに評価されない
など、自分をコントロールする力が弱いことが特徴です(参考:SANCHAこころのクリニック)
R-指定の発達障害(ADHD)の症状
R-指定さんはADHDの症状について、2020年10月8日の「ダウンタウンDX」で話されていました。

- 折り紙ができない
- 洗濯物がたためない
- トランプが切れない
- 部屋の掃除ができない
- 物をすぐなくす
また2020年10月21日のラジオ「cnann0」では、
過去にハンバーガーショップでアルバイトをしていた際、チーズバーガーにチーズを入れ忘れた
など注意欠陥を思わせるエピソードを紹介されていました。
ちなみに一緒に出演していた「霜降り明星」のせいやさんは、「カレーうどんにうどんを入れ忘れた」ことがあるとのこと。
ラッパーのR-指定は発達障害と強迫性障害を併発?
またR-指定さんはADHDの発達障害と共に、「強迫性障害(OSD)」も併発(併存)されているようです。
強迫性障害とは?

強迫性障害(OCD)とは
強い「不安」や「こだわり」によって日常に支障が出る病気のこと。
出典:厚生労働省
強迫性障害は「障害」と名前がつきますが、「生まれつきの発達障害」とは違い心の病の一種。
ADHDなど、発達障害の方に併発する例が多い病気です。
一般的な症状としては、
- 自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない
- わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまう
といったものがあります。
R-指定の強迫性障害の症状
R-指定さんの強迫性障害では、
- リズムが狂うとやり直す
- すれ違い方が気に入らないとやり直す
- 歯を20分磨く
- シャワー1時間
など症状があるようです。
2018年3月27日のwebラジオ「Creepy Nutsの”悩む”相談室 第24回」では、
夜に知らない女性とすれ違った際のリズムが気に入らず、女性の元まで戻ってやり直したら逃げられた
と言う、ちょっとドキッとするようなエピソードも紹介されています。
R-指定の発達障害や強迫性障害に治療法はあるの?

「強迫性障害は心の病だが、発達障害は病気ではない」
とはいえ他人からみれば理解しづらい部分もあり、本人も辛い・どうにかしたいと思うことは多いでしょう。
発達障害でも強迫性障害でも、治療としては
- 投薬での対処療法
- 環境調整、行動療法などの心理社会的治療
が一般的です(参照:知って向き合うADHD)。
ただいずれも、大人になってからは本人や医師が必要と感じた場合に対処することが多く、「重度か軽度か」「日常生活への支障」などから判断されます。
R-指定さんも、何かしら治療をされている(していた)可能性はあるでしょう。
だたADHDなど発達障害の方は「多才」な方も多いです。
R-指定さんの才能である「リズムへのこだわり」は、障害を受け入れて前向きに捉えているから飛躍したのかもしれませんね。
発達障害を前向きに考えるR-指定を応援するネットの声

ネットでは、R-指定さんが自身のこだわりや障害を明るく話す姿に励まされたり、応援する気持ちを持つ人は多くいます。
っていうか今知ったけどR指定ADHDなのか、!?『オトナ』の歌詞ものすごい分かる、分かるよ、、ってなってたけどそうなのか…!
— ぐやばの (@MADMAX_pan) May 21, 2020
https://twitter.com/osora_omame/status/1314850436067684354
R-指定すげぇな
この人死ぬほど頭いいかと思ってたし、実際頭の回転最強なんだろうけど欠陥がめっちゃあるんやな
ウメちゃんも自分の事ADHDっぽいって言ってたけど、そういう系統の人ってマジで並外れた才能持ってるんだな
羨ましいわ— リコリス (@Licorice_26) October 8, 2020
R指定さん、この世でいちばんADHDを肯定してくれるマジでADHDの希望 光 太陽
— ワンルーム (@IZA__IKIMEYAMO) January 29, 2020
曲や歌詞だけでなく、R-指定さんご本人の生き方からも「前向きさ」を伝えてくれるR-指定さん。
これからどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみですね。

