私は現在、週3日のパートとして働いています。
息子(3歳)を妊娠・出産した時は正社員だったのですが、育休復帰した8ヶ月後、息子が1歳8ヶ月の時に退職。週3日だけのパートへ転身しました。
収入面やキャリアを思えば、正社員の方が良いと思います。また家族との時間を最優先するなら、専業主婦という選択肢もあったと思います。
ですが私にとっては、正社員でもなく専業主婦でもない、週3日パートが最善の選択でした。
今回は私が育休復帰後に正社員から週3日パートへ変えた当時の心境や、実際に良かったことをお伝えします。
目次
正社員から週3日パートへ変えた理由と当時の心境

私が育休復帰したのは、息子が丁度1歳になった4月のこと。このとき私は、初めての育児に疲れ、「早く仕事に復帰したい」と感じていました。
しかし育児と仕事の両立は厳しいもので、息子の体調に合わせ仕事は休みがち、家の整理整頓も追いつかず、土日は息子をほぼ主人に任せ私は家事だけで終了。
特に、子供の成長を見逃しているような気がしていました。
当時1歳の子供が、初めて自分の足で立ったのは保育園でした。先生方は気を遣って教えずにいてくれましたが、なんとなく親としては「あ、知ってたんだな」と気づくものですね(笑)。
正直今思い返しても、あまり当時の息子の記憶がありません。
そのため、育休復帰して半年くらいから私は、
と感じるように。
でも専業主婦では金銭的にきつい…、ということで、考慮した結果「週3日パート」への転身を決めたのでした。
ママが正社員からパートに働き方を変えて良かったこと

私は今、正社員からパートへ変えて本当によかったと感じています。
それは、想定よりも多くのメリットを得ることができたから。
具体的には、次のようなメリットがありました。
- 子どもとの時間が増えた
- イライラする回数が減った
- 料理の腕が上がった
- 新しい趣味に出会えた
- 子供への負担が減った
詳しくみていきましょう。
正社員からパートに変えたメリット①:子どもとの時間が増えた

子供と接する時間が増え、1番の課題が解決されました。
私の現在の出勤日は、次の通り。
- 曜日:月曜、火曜、水曜
- 時間:10時〜18時
ちなみに私が休みの平日、子供は保育園ですが、仕事の日より3時間早い16時にお迎えです。
仕事日に家事が全くできなかったとしても、木金の日中で済ませ、保育園お迎え以降はすべて息子との時間。
16時半くらいに二人でベンチに座って、アンパンマンのジュースを分けっこするのが本当に癒しの時間です。
また、息子の写真・動画の数も一気に増えました。
このように、正社員から週3日パートへ切り替えたことで確実に息子との時間が増えました。これだけでも、転身して正解だったなと思います。
正社員からパートに変えたメリット②:イライラする回数が減った

時間に余裕ができたので、イライラする回数も減りました。
復帰したての1年は、子供の遊び食べの時期ということもあり、毎日毎日怒っていたように思えます。
子供のちょっとした失敗でも、「私の予定を崩さないで!」とイライラしていました。
しかし時間に余裕ができると、イレギュラーな出来事に落ち着いて対応できるように。
また仕事をすることで「子供につきっきり」ということも無くなり、適度な距離感が保てています。
出来るだけ心おだやかに過ごしたい、でも子供とずっと一緒は自信がない…という私には、パートという選択が合っていたようです。
正社員からパートに変えたメリット③:料理の腕が上がった

ここからのメリットは、正社員退職前は全然想定していませんでした。まさに副産物!
しかしパート転身後は「収入が減った」かつ「時間に余裕がありキッチンに向かえる」状況にあったので、自然と料理をする回数が増加。
単純に作れるレシピが増えただけでなく、仕事の日には自炊でも帰宅後すぐに食べられるよう時短術を学んでいくなど、家事のスキル自体が上がりました。
もともと料理は嫌いではありませんでしたが、正直下手だった私。結婚当初と比べ格段にスキルアップしているので、家族が喜ぶことも増えました。
正社員からパートに変えたメリット④:新しい趣味に出会えた

自分時間が増えたことも、私にとって大きなメリットです。
結果、忙しい子育てママでも新しい趣味に出会うことができました。
私が始めた趣味は、次の3つ。
- 手ごねパン作り
- かぎ針編み
- ミシン
手ごねパンは以前から興味がありましたが、時間の余裕もなくノータッチ。
かぎ針編みとミシンに関しては、むしろ不得意分野だったので正社員時代には見向きもしない趣味でした。
きっかけはどれも単純で、「SNSで気になったので、時間を少しかけてやってみたら楽しかった」というもの。
自分時間が増えたので、新しいことにチャレンジする気力が湧いたのです。
私が始めた趣味はどれも家族の食事や衣服、おもちゃなどにできるため、家事の延長であるとも言えます。
一生続けていける趣味に出会えた、と思えた瞬間でした。
正社員からパートに変えたメリット⑤:子供への負担が減った

正社員時代は、月〜金曜の毎日18時30分にお迎えでした。
初めの頃は子供も生活に慣れていないので、帰ってすぐ寝落ち。疲れも溜まってか、保育園の洗礼か、すぐに体調を崩していました。
とくに週末が近づくにつれ息子は発熱しがちだったので、金曜が締め切りの広告代理店に居た私には、大事な時に休んでしまうというストレスも大きかったです。
週3日パートになってからは、息子が保育園を休むことも減りました。
これは子供が単純に強くなっただけかもしれませんし、お子さんによる部分がかなり大きい点でもあると思います。
ただ週3日パートにしてからは、保育園の時間が減って体力温存できていますし、私が休みの日で気になるな…というときは登園をお休みにしています。
しっかり子供の体調に向き合う時間が取れるようになったことは、確実です。
お迎えが遅くなると、他のママを見て泣いていた息子。もう3歳になった今はそんなことはありませんが、身体も心も以前よりずっと安定したようです。
ママ正社員からパートに変えたら、家族がよく笑うようになった

収入の大幅な減少・仕事内容の制限など、パートになったことで生じるデメリットもあります。
しかし私が正社員からパートに変えただけで、私だけでなく家族の笑顔も増えました。
今回は私の「正社員から週3パート」へ変えた経緯と結果をお伝えしましたが、あなた自身の理想を叶えるお役に立てれば幸いです。