平日の夕食作りにかかる時間は、平均42分。
1児のワーママである私の感想は、「42分も無理!」でした…。
保育園のお迎え時間は19時。待ち続けた息子のお腹はもうペコペコです。
さらに夕食が遅れれば遅れるほど、子が寝た後の私の自由時間が減ります。30分でさえかけられません。
そこで、私が自分に課した調理可能時間は、「15分」。帰宅後15分で夕食を食べ始めれば、その分子どもの満足感も私の自由時間も得られます。
帰宅後15分で夕飯を食べ始めるためには、事前準備で帰宅後の料理工程をなるべく減らしておくことがポイント。
今回は、私が実際に試してみた「15分でできる夕飯時短術」を6つご紹介します。仕事帰りの夕飯作りが憂鬱になっているママさん・パパさんはぜひお役立てください。
目次
週末に平日の夕飯の献立を決めておく

週末に翌週の平日分の夕飯を決めておけば、毎日「夕飯どうしよう」と悩む必要がなく、その分時間短縮もできます。
料理で一番大変なのは「献立を考えること」(クックパッド調べ)。
献立決めは当日の食材状況・気分・作り手の疲れ具合などに大きく影響を受け、かつ不調な時は全くと言って良いほど案が出ません。
事前に献立を決めておけば帰宅後すぐに取りかかれますし、悩むストレスもゼロ。
慣れないうちは1週間分のメニューを考えるのが大変だと思いますが、毎日悩むよりは1度でまとめて決める方が楽です。
毎日の工程が確実に減る方法なので、ぜひ試してみてください。
調理工程を分けて、前倒しで準備する

調理工程を分けて前倒しで準備すれば、ちょっと手間のかかるメニューも帰宅後15分で食べられます。
例えばカレーライスの調理工程は、大まかに次の3工程。
- 食材の皮むき、カット(10分)
- 炒めて煮込む(20分)
- ルーを入れて再度煮込む(10分)
全ての工程を1度に済ませると、約40分かかります。そこで、工程ごとに作業するタイミングを分けてみましょう。
- 食材の皮むき、カット(10分):前日の夜
- 炒めて煮込む(20分):当日の朝
- ルーを入れて煮込む(10分):帰宅後
とにかくのんびりしたい私は毎回「さあこれから料理するぞ」を気合いをいれなければならず、気持ちの負荷をかなり感じていました。
けれども前倒しで少しずつ準備することで、負荷の分散に成功。
「ついで作業」の積み重ねで、面倒なメニューもお手軽に作れるようになったのです。
一見面倒そうな調理工程の前倒しですが、慣れてしまえば多くのメニューを楽に食卓へ並べられます。
平日夜に嫌煙しがちだったメニューも、工程の前倒しで楽に料理できないか探してみてくださいね。
市販品や前日の残り物を活用する

市販品は、平日の夕食作りにかなりの戦力です。
とはいえ、市販品ばかりでは気が引けるという方もいるはず。
私も育休明けは子ども用レトルトをほぼ毎日使っていましたが、そのうち罪悪感に苛まれ「自分はダメな母親…」と落ち込むこともありました。
市販品は1週間の献立の中にうまく織り交ぜることで、時短だけでなく日々のストレス軽減にも大活躍。
さらに1週間の献立を事前に決めておけば、翌日に回せる残り物も計画的に作れますし、程よいバランスで市販品も活用できます。
私がよく使う市販品は、麻婆豆腐の素やレンジ調理の冷凍ソースカツなどです。
栄養が気になる場合、麻婆豆腐なら温め中に長ネギのみじん切りやきのこ類のカットを追加すればOK。
冷凍カツもレンジ調理の間にキャベツのみじん切りしておけば、野菜たっぷりのソースカツ丼が作れます。
スーパーに行けば栄養面もフォローした市販品が多く扱われています。生協の食宅なら、野菜・魚・肉それぞれの冷凍食品も豊富です。
ぜひ、あなたに合った市販品の相棒を見つけてみてくださいね。
夕飯時短の王道!週末に作り置きする

週末にまとめて作りおけば、平日は全て温め直すだけですぐに夕飯が食べられます。
レシピは「つくおき」というレシピサイトで検索するのが便利です。
食材別・日持ち日数別・調理時間などさまざまな検索軸で探せるので、当日の冷蔵庫の状況・1週間の予定に合わせて作り置きができます。
週末の時間に余裕がある時には、ぜひ取り入れていただきたい方法です。
食宅やミールキットを使う

献立(ミール)キットとは、調味料やカット野菜、肉などの材料とレシピが人数分セットになったもの。
15分程度で作れるメニューも豊富で、手間なく立派な夕飯を作れます。
ミールキットはOisix、生協、ヨシケイなどの大手食宅企業だけでなく、ローソンやセブン-イレブンなどのコンビニチェーン、Amazonフレッシュでも取り扱いが始まっています。
イチから自分で準備するより少し割高ですが、お疲れ時の救世主としてぜひ利用してみてください。
時短したいワーママが「ちゃんとOisix」を月1回購入する理由
ウーバーイーツなど出前をとる

ステイホームが主流になって以降、これまであった出前に加えウーバーイーツなどの新たなデリバリーサービスが人気を増しました。
帰宅時間に合わせて出前注文しておけば、1分でいただきますが可能です。
食費や栄養面を一切気にする必要がなければ、毎日でも取り入れたい裏技ですよね。
平日でもご褒美の日や誕生日のごちそうとして、活用してみてはいかがでしょうか。